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2021.09.30
豊かな自然の中で~理科の授業~ [ 菊地 良美 ]

9月上旬。2学期最初の理科は、「昆虫の観察」でした。

夏休み明けのまだ刈られていなかった芝生は、昆虫の絶好のすみか。

少し歩くと、バッタがピョンピョン、コオロギがピョーン。

木には、カメムシ。蝉の抜け殻もたくさんありました。

木陰にも。探検バッグに挟んだメモに記録します。

先週は、「かげと太陽」の学習で、自分のかげを見に再び校庭へ。クラス全員で、「かげふみ鬼」をしました。

「理科なのに鬼ごっこができるのー?」と子ども達は嬉しそう。トラックの中だけでの「かげふみ鬼」のスタートです。

しばらくすると息切れ。立ち止まっている子もちらほら。トラックの外には出てはいけないので、鬼が来ない端っこで休憩かな?

ん?

よく見ると、トラックぎりぎりの芝生の上で、ピーンと気をつけ。

なんと、鬼もトラックには出られないので、この場所にいれば「かげ」を踏まれないのです!!

これでは鬼がずっとタッチすることができないので、その場に立ち止まってていいのは「10秒だけ」というルールが決まりましたが・・・

「10秒」経ったら、一瞬だけ前にピョンとジャンプして、また再びトラックぎりぎりに戻る強者も。

太陽の向きが「かげ」の向きに関係していることに、遊びの中から自然と気づくことができました。

曇っていて太陽が出ていないとかげもできないから、「かげふみ鬼」もできないというつぶやきもありました。

子ども達の遊びの中には、たくさんの学びがあります!

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