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HOME学校生活教員研修「かっぱのこ」のできるまで [ 長谷川 洋 ]
2021.08.20
「かっぱのこ」のできるまで [ 長谷川 洋 ]

これまでは生物的な陶芸オブジェを制作してきましたが、今年は心機一転、絵画制作を始めました。絵画といいましても、かなりイラスト的な作品です。
高校生時代、美術部では毎日のように油絵を描いていましたが、大学では陶芸に転向し、これまた毎日、ロクロに向かう日々をすごしていたという経緯があります。
ご参考まで、今回制作した「かっぱのこ」の制作過程をご覧ください。

最初のアイデアスケッチです。2012年に描いたものです。「河童」は小学生時代に、移動図書館で借りた「河童の本」(書名忘れました)で、興味を持ちました。大人になった今でも、なぜか気になる存在です。

今年の4月から制作を始めました。赤青鉛筆でかるく下描きをした後、アクリル絵の具(Liquitexリキテックス)でF20号のキャンバスに、おおざっぱに描きます。アクリル絵の具は、乾くと耐水性になり、重ね塗りもOKです。キャンバスはジェッソ(アクリル系地塗り材)で地塗りしています。あまり深く考えずに黄土色(ローシェンナ)でぐいぐい描きます。

実際の色(河童は実際にはいませんが…)で塗ります。色が鮮やか過ぎる時は、ローシェンナを混ぜて、発色を抑えます。5月頃のことです。

「なんか違うなー」と思って、思い切って塗りつぶします。7月頃のことです。

立体感を描き加えます。「立体感」、好きなんです。これも7月頃のことです。

搬入ギリギリの8月になりました。イルカの絵で有名なクリスチャン・ラッセンの作品を参考に、泡を描き加えて完成です。

完成作品は、銀座・新井画廊での教員グループ展(8/9~15)に出品しました。今後は、動きのある河童をモチーフに、制作を進めていきたいと思います。(「どうして河童なのですか?」と聞かないでください。本人も分からないのですから…)

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