3年学年新報『半分、青ぞら。』第3号です。
3年3組が空いているので、3年生児童のみなさんに本に親しんでもらえればと、半ば強引に図書室にしてみました。
以前、学校に「空き教室を図書室に」と提案したのですが「予算がない」と却下されたことに対する、草の根ボランティア活動です。
運用方法は全く定まっていませんが、子どもを参画させ、学力の礎(いしずえ)である読書に親しんでもらおうと思います。
ちなみに本日、3年2組のみなさんに絵本の読み聞かせをするチャンスがありました。
今回、取り上げたのは『おじさんのかさ』(さのようこ/さく)。立派な傘を持ちながら、決して使おうとしない「おじさん」の心境の変化が面白い本です。国語的には、反復される表現が印象的な「おじさん」の成長物語です。
なぜ『おじさんのかさ』なのか…以前、NHKドラマ10「この声をきみに」第6話にあった『おじさんのかさ』の朗読場面が印象的だったからです。介護施設で朗読する主人公(竹野内豊)と、それを聞く父親(平泉成)。朗読が進むに連れて、心のわだかまりが解けていく。絵本の場面が実写化され、その中には二人の印象的なダンスもありました。
読み聞かせを聞いている子どもたちの笑顔が本当にイイ。「いやぁ、絵本って本当にいいもんですね~」。