聖徳大学児童学部児童学科 教授
聖徳大学附属小学校 校長
三須 吉隆
単に教科書やインターネットから知識を得るだけではなく、「本物」を見て触れて確かめることによって子どもたちは驚き、不思議に思う気持ちが芽生えます。その感動が、不思議を解き明かそうとする探究心を育むのです。
人と響き合い、外の世界と響き合う心の育成。その心がベースとなって養われる、「礼節・知育・勤労」が融合した人格形成。本校は、こうした教育環境を生かし、本校でしか実現できない「本物」の人間教育の理想を今後もめざしてまいります。
質の高い学習課題を学び合いながら解決し、考えのプロセスを自分の言葉で書いていきます。「本物」の思考力・表現力を授業の中で育てます。
小笠原流礼法師範による週1回の「礼法」授業により、正しい礼儀作法を学びます。また、学年縦割りの「明和班」では、関わり合いの中で相手を思いやる心を学びます。
「本物」の文化・芸術に触れる体験や、子ども主体の集会活動によって、豊かな感性や社会性を育てます。学校生活の中で響き合いながら子どもたちは成長していきます。