~保護者の皆様のご意見の紹介~
聖徳大学附属小学校 校長 三須 吉隆
保護者の皆様、アンケート調査のご回答にご協力をいただき誠にありがとうございました。こうした一つひとつも、皆様からの支えと感じております。深く感謝申し上げます。年度末のこの時期、学校の目標や取り組みについて、保護者の皆様にアンケートを取らせていただいております。この「学校評価アンケート」が、来年度の学校運営の改善につながり、子どもたちの健やかな成長(確かな学力・豊かな心・健康で丈夫な体)に、そして、保護者の皆様の信頼に応える開かれた学校づくりに活用していくことができますよう、全力を尽くしたいと考えております。今回は1~5学年の保護者の皆様を対象に、アンケート調査を実施させていただきました。6学年の保護者の皆様には、これから「卒業時のアンケート調査」にご協力をお願いいたします。
1~5学年のアンケート結果の集計が整いましたので、お知らせいたします。まず、数値評価からご報告いたします。全アンケート項目の評価分布のグラフです。
この集計の結果、来年度に向けて最優先で改善対応を進める必要のある項目が、三つ明らかになりました。①「登下校の様子など校外での態度やバスのマナー」②「個々の児童に対しての効果的な個別の学習指導」③「英語教育の充実」です。
毎年、私たち教員間でも、「学校評価」として何度も話し合いを重ね、改善のために反省・省察をしております。次年度の学校全体をよりよく運営したいと知恵を絞っております。運営改善に関しましては、保護者の皆様のアンケートの声が大変参考になっており、ここ数年の向上的な改善事項は、多くが保護者の方のご意見がきっかけでありました。本年度も、それをさらに広げ、学校運営全体についても皆様からの声を活かせるよう、最優先事項の三項目を中心に改善策の作成を進めてまいります。
自由記述欄にもたくさんの貴重なご意見をいただきました。深く感謝申し上げます。現在の聖徳教育へのご賛同のお言葉、改善を望む具体的なお言葉。厳しくもあたたかいお言葉の一つひとつは、有り難い宝物です。この記述欄におきましても、前述した三つの項目に関するご意見、そして、ICT教育、コロナ禍の影響を多大に受けてしまっております各種行事に関するご意見を、多数いただきました。紙面の関係上、保護者の皆様のご意見を、記述いただいた原文の形でご紹介することが叶わず、大変申し訳ありません。今回取り上げることができなかったご意見につきましても、学年別の対応、全校としての対応と柱立てをし、来年度計画の改善策を練る際、大切に活用してまいります。
皆様の貴重なご意見を真摯に受け止め、今後の教育実践に活かしてまいります。