聖徳大学附属小学校 校長 三須 吉隆
保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。2学期もいよいよ最後の月、12月に入りました。生活面でも学習面でも、2学期の学校生活の振り返りとまとめをていねいに進めてまいります。
さて、この度、「てのひら文庫賞」読書感想文全国コンクールの主催者である「総合初等教育研究所」より、大変嬉しいお知らせが届きました。私たちの学校が、このコンクールの「学校賞」において、本年度も全国ただ1校の「最優秀校賞」を受賞したというものです。実に4年連続の受賞となります。子どもたち皆の作文の力が認められた結果です。本当に喜ばしいことです。
本年度のコンクールへの応募者は、全国から12709名であったそうです。その中から、「個人賞」においても、全国で各学年から1名しか選ばれない賞である
「最優秀賞」に、本校から2名の聖徳の子が受賞をはたしました。そしてその内1名は、最優秀賞の中の最高賞である「文部科学大臣賞」を受賞しました。大変素晴らしい結果です。本当におめでとうございます。
これらの受賞につきましては、12月11日に「訪問表彰」を受けることになりました。そしてその際、「優秀賞」「優良賞」「佳作賞」「奨励賞」の受賞者も発表されることになっております。こちらも、発表後、追ってお知らせいたします。
この度受賞が発表されたお二人をご紹介いたします。
【第48回「てのひら文庫賞」読書感想文全国コンクール 受賞者】
≪文部科学大臣賞≫≪最優秀賞≫
2年 深山 武臣くん
≪最優秀賞≫
4年 西山 莞太朗くん
新しい本に出会い、その本をじっくり読むと、自分とは違う世界や自分では体験できないような世界、自分とは異なる考え方や生き方などとの思いもよらない素晴らしい出会いも生まれます。読むことで世界が広がり、考える力、想像力、感性も磨かれます。
そして読書後、感想文に取り組むときには、感想文を書きながら本に対する考えがより深まり、一読した時には気づかなかった異なる視点から見た考えが生まれることもあります。感想文を書くことで、その本を読んで得られる財産の価値は、何倍にも膨らむものです。
これからも読書を奨め、そこから感じたこと考えたことを言葉にし、文章にしたためることで、表現力を豊かに育めるよう、学びを継続してまいります。