聖徳大学附属小学校 校長 三須 吉隆
保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。3学期も、そして1年間もいよいよ最後の月、3月に入りました。生活面でも学習面でも、1年間の学校生活の振り返りとまとめをていねいに進めてまいります。
さて、まもなく58名の聖徳の子が、第37回卒業生として、聖徳大学附属小学校を巣立っていきます。卒業生に、そして保護者の皆様に、心からお祝いを申し上げるとともに、直接・間接的に指導・支援にかかわってくださった多くの方々に厚く御礼申し上げます。子どもたちは、卒業式を境に自立への道をまた一歩大きく踏み出します。その卒業式が、今年ももうすぐやってきます。
卒業生の皆さんの、この1年間の附属小学校での最高学年としての経験、特に、「明和班活動」で見せてくれた、私たちの想定をはるかに上回る活躍ぶりと、自覚と責任に溢れ、輝く姿には、本当に感動いたしました。実に頼もしかったです。この経験は、卒業生の皆さんの「こころの財産」として、将来にわたって輝き続けることでしょう。
様々な社会で「立場が人をつくる」という言葉が使われますが、附属小学校での6年生の姿は、まさにこの言葉を体現したものです。最高学年に相応しい『こころづかい』や『思いやり』を、たくさんたくさん見せてくれました。
心からこの言葉をおくります。「班長さん ありがとう」
明和班のリーダーを最後までやり遂げたこの経験と自信は、かけがえのない宝物です。皆さんは、きっと目の前に広がる新しい世界でも、あなたらしい『こころづかい』と『思いやり』を自ら発揮できることでしょう。
卒業生の皆さんは、これから自分自身で進むべき道を切り開き、どんな「幸せ」を掴んでいくのでしょうか。「自分らしさ」を開花させ、成長された姿に再会できるのが、楽しみでなりません。私たち附属小学校の教職員一同、卒業生の皆さんの成長と活躍を、ずっとずっと応援しています。
この1年間、一生懸命頑張り地道な努力を続けた子どもたち各々に、新しく身についたこと、新しくできるようになったことが沢山あったことと思います。自分自身でも、成長を実感できたことでしょう。頑張れた自分に、ぜひ自信と誇りを持って欲しいと思います。本年度も、保護者の皆様のご支援ご協力のお陰で、今日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。来年度も、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。