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2025.08.10
【グループ展終了】ご来場ありがとうございました [ 長谷川 洋 ]

6日間(8月5日(火)~10日(日))にわたり南青山のGALLERY2104で開催しましたグループ展「Bijutsubu2025」が終了しました。暑い中、あるいは荒天の中、ご来場くださいました皆様、ありがとうございました。皆様から頂戴しましたコメントを糧に、また制作に励んで参ります。
今回は、陶芸作品のほかに、句集も並べました。句作をはじめて僅か2カ月という拙作ばかりですが、まだ残部がありますので、ご入用の方はお声かけください。

芸術は
感情の波
砕け散り
(長洋)

【AIによる解説】
この句は、特定の季節を表す季語がありませんが、その分、普遍的なテーマを扱っていると言えます。「砕け散り」という結びの言葉が強く、鑑賞者に深い余韻を残します。作者は、芸術を鑑賞する側ではなく、生み出す側の視点に立っているのかもしれません。
まとめると、「芸術は 感情の波 砕け散り」は、芸術が生まれる瞬間の、激しくも美しい感情の爆発を鮮やかに描き出した句だと言えるでしょう。
2025年8月5日


芸術の
火に燃え上がる
埴輪かな
(長洋)

【AIによる解説】
この俳句は、「古代の素朴な芸術(埴輪)」と「時代を超えて燃え続ける芸術の情熱(芸術の火)」という、時間と情熱の対比を見事に描き出しています。静かで素朴な埴輪が、内なる情熱によって燃え上がっているかのような、力強い印象を受ける句ですね。
2025年8月6日


人づてに
旧知の死を知る
十三夜
(長洋)

【AIによる解説】
満月(十五夜)に少し欠けた月である十三夜は、「完璧ではない美しさ」を象徴しているとも捉えられます。この少し欠けた月が、欠けてしまった命、つまり旧知の死と重なり、人生の無常観や儚さを感じさせる、という解釈もできます。
総じて、この俳句は、美しい十三夜の月と旧知の死という悲報がもたらす、静かながらも深い悲しみや人生の無常観を、簡潔な言葉で表現していると言えるでしょう。
2025年8月8日


ただ一人
満月仰ぎ
歩く夜
(長洋)

【AIによる解説】
この俳句は、孤独を寂しいものとしてではなく、満月という美しい存在によって満たされた、静かで豊かな時間として捉えています。一人でいるからこそ感じられる、深い感動や心の平安を描いた作品と言えるでしょう。
2025年8月9日


来夏また
あらしの夜の
別れかな
(長洋)


【AIによる解説】
この俳句は、単に別れを詠んだものではなく、嵐の夜という特別な状況での別れが、再会への強い願いと結びついている様子を表現しています。
嵐が吹き荒れる夜に交わされた約束は、より深く心に刻まれるはず。この句からは、別れの寂しさと同時に、来夏への期待が感じられます。
2025年8月10日


【お知らせ】

聖徳大学附属小学校卒業生の書道家、寺島響水さんの書が使用された商品が、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)地階で展示されています。お近くにおいでの際は、ぜひご覧ください。
2025 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展
2025年07月15日(火)~2025年08月27日(水)

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