7月14日(月)2時間目、社会人講師による4年生対象の道徳出前授業PART2が行われました。
ニホンリスの生態に関するプレゼンテーションの後、次の学習問題について考えました。
1.ニホンリスが春夏秋冬いろいろな食べ物を食べて生きているのを見てどう思ったか?
2.天敵がたくさんいて、どんなことに気をつけて暮らしているか?
3.ニホンリスがまたくらせるようにするには、どんな場所が必要か?
4.みんなだったら、どんな森をつくってあげたいか?
5.ニホンリスが住んでいるという印西市から、松戸市の21世紀の森と広場にリスが戻ってくるにはどうしたらよいか?
子どもたちから、様々な意見や感想が出されました。※朱書きは、長谷川からのコメント。
4年生児童の素直な考えとしては、ニホンリスが暮らせるよう「木や森を増やす」ことがあげられます。ただし、どの程度の規模の森が必要かは、まだ知識がないので、思い描くことができません。
また、その森でニホンリスを「飼う」のか「自然に増やす」のかも、曖昧なところがあります。さらに、「自然に増やす」場合でも、どの程度、人間が手を加えたらよいか、議論の必要があるでしょう。
私たちが普段あまり意識をしない「身近な野生動物」に対して、考えるきっかけを与えてくれた出前授業でした。
【俳句コーナー】
【AIによる解説】
この句は、聖徳大学附属小学校にオニグルミの木が生えている事実を背景に、ニホンリスが再び姿を現すことを心待ちにしている情景を描いています。
「鬼胡桃(オニグルミ)」はリスの好物であり、その実がなることは、リスが戻ってくるための豊かな自然環境がまだ聖徳に残されていることを示しています。「待つや」という言葉には、かつては身近だったリスが、今は珍しくなってしまったことへの寂しさと、再び会えることへの強い期待が込められています。
この俳句は、単にリスを待つ気持ちを詠んだだけでなく、子どもたちが自然の循環や生き物の営みを大切に思う気持ち、そして、学校の環境がその営みを支えていることを示唆しています。
2025年9月23日
身近にニホンリスがいる情景を、思い描いてみてください。
【参考】茅野市運動公園のニホンリス(広報ちの)