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2020.04.28
再クリスト通信4「命を預ける乗り物だから…」 [ 長谷川 洋 ]

うっかり転倒してしまい前輪が左右にひどくフレてしまったので、松戸市にあるスポーツ自転車専門店でみてもらいました。


「完全には直らないけど、やれるだけやってみましょう」と店主。「他にも悪いところがあればお願いしたいのですが」と私。すると…「ブレーキワイヤーが錆びている。チェーンも。(ペダルの軸の部分の)ボトムブラケットのグリスも劣化してる。ペダル重いでしょ、10年位?」「20年位です」「このタイプはフレームが溶接じゃないから劣化が心配。乗ってるとき変な音がしたら気をつけて」とダメだしの嵐。極めつけは「シートが限界以上に伸ばされているから…フレームのサイズが体格に合ってない」。


「全部直すといくらぐらいですか?」「うーん、4万円は超えるかな」。もはや買い直した方がいいくらいの値段。それにしても体格に合ってないとは…購入するときカタログだけで注文したのが良くなかったのでしょう。


体格に合わない自転車をお金をかけてメンテナンスするか、そのお金を新車購入にあてるか、それともこのまま乗り続けるか。迷っていると「命を預ける乗り物だから(よく考えて)」と店主。しばらく考えた私の結論…「自分でメンテナンスしよう」。


今はネットで大抵のことは調べられる時代。取り急ぎ前輪のフレ直し(税込2200円)だけお願いし、他は独学で勉強しながら趣味の一環としてチャレンジしていこうと考えました。


他の自転車に楽々抜かれる原因の一つが、経年劣化(特にグリスの劣化)だったとは。

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