先日、中断してしまった運動会の続きができました。悔しい思いをしていましたが、やっと心が晴れました。
走ることを楽しみにしていた子は、75m走を全力で走り切り、満足感でいっぱいです。もらった等賞リボンを大事そうに次の日もずーっとつけている子も。よほど嬉しかったのでしょう。
運動会のミニ作文では、運動会が出来たことの喜びが綴られていました。
「去年は出来なかった運動会ができた事が、とにかくうれしかった。」
「みんなで協力することの大切さが分かった。」
「全力で頑張れば、勝ち負け関係なく大成功だと思う。」
素晴らしいことに気づくことができています。
最後の運動会だった団長さん達もいい笑顔。
ところで。
今回、3年生の表現では、ゆずの「タッタ」を踊りましたが・・・
”たった一度きりの人生 勝った負けただけじゃねぇぞ 死ぬほど転んで見つかる 大切な宝物もある”
”一歩ずつ 一歩ずつ 君の歩幅でいいから 大丈夫 大丈夫”
”誰も辿り着いたことないゴールテープをいつか切るために よーいドン”
ゆずの「タッタ」の歌詞の一部です。
最初、3年生の表現のダンスを決める時、この曲の曲調やダンスが子ども達に合いそうだなと思って選曲しました。
何度も聞いていると…なんと素敵な歌詞。
子ども達に伝えたいこと、大事にしたいことが詰まっていました。
これからの長い人生の中で、失敗も挫折も沢山経験するでしょう。勝ち負けだけでなく、本当に大切なものに出会ってほしい。
本当に大切なことに気づいてほしい。
自分のペースでいいから、少しずつでもいいから、前に進んでほしい。
そんな思いと重なりました。
ダンスの中で、何度も「よーいドン!」と空に向かってジャンプしました。とびっきりの笑顔でジャンプしました。
一人一人が自分だけのゴール(=夢)を目指して、スタートしているように・・・
子ども達といっしょに、私自身も一歩一歩前に進めるように努力していきます!