11月14日(木)10時25分、期待に胸を膨らませた聖徳の子たちが体育館に集まり、特別授業が始まりました。その名も「ボーイングSTEMプログラムinジャパン~シアトル航空博物館がやってくる~」です。
来校してくださったのは、ボーイング社、日本科学技術振興財団、シアトル航空博物館の学芸員の皆さん、通訳、千葉県総合企画部空港地域振興課の方々です。
冒頭、ボーイング社の小林様より、飛行機開発の歴史を語っていただきました。ボーイング社といえば、世界最大の航空宇宙機器開発製造会社です。中でも、100年前から大きくなってきた歴史や、最新機種787の動画は圧倒的な迫力で、動画が終わるたびに子どもたちから拍手が沸き起こりました。
その飛行機開発に関連した内容を、シアトル航空博物館の学芸員の皆様によってサイエンスショーを行っていただきました。
「大昔に飛ぶことができたものは何ですか?」いう質問から始まり、トンボの模型・鳥の模型・レオナルド=ダウィンチの模型・凧を飛ばす・熱気球・パラシュート・グライダー・双翼飛行機の模型・ヘリコプターの羽からドローン、そして最後はロケットを飛ばすところまでを子どもたちに質問し、通訳の方がわかりやすく日本語に直して対応してくださいました。
どの学年の子どもたちも大変積極的に挙手していました。クイズのような進行のおかげで、飛行の歴史をわかりやすくとらえることができたのではないかと思います。飛行機開発に重要な羽の形や揚力・推進力といった高度な話もありましたが、その意味をわかりやすくとらえることができていたと感じることができた80分間でした。
ショーの後、ボーイング社様より787の素晴らしい模型をいただきました。児童向けには、記念品をいただき、本日持ち帰りました。
午後行われた5・6年生によるワークショップの様子は、明日、児童の感想も交えてお知らせいたします。どうぞお楽しみに。