校長室だより

校長　三須吉隆

本日朝、令和6年度 第2学期終業式を、体育館にて挙行いたしました。インフルエンザ流行の兆しが見られるため、全校児童マスク着用での参列となりました。真剣な心持ちで参列する姿は、さすが「聖徳の子」です。全員で、きりっとした儀式の空気をつくり上げていました。国歌と学園歌の静聴も厳粛さを深めていました。

各学級の「通知表授与代表」一人ひとりに、心を込めて「2学期間、よく頑張りました！」と声をかけ、通知表を手渡しました。どの代表児童も、身につけた礼法の作法を全身で表し、凛々しく美しい所作で、大変立派に受け取ることができました。2学期の総まとめに相応しい、素晴らしい立ち居振る舞いでした。その素晴らしさに響き、全校での礼まで美しくなるほどでした。
やはり今回も、このような学校生活の節目節目の儀式的行事は子どもたちの心の成長のために価値があると心から実感いたしました。

式のなかでは「冬休みは、ぜひ普段取り組めないことに自ら挑戦してみましょう」とお話しいたしました。年末年始の休みとなりますので、学期中にはなかなか取り組めないような貴重な体験や、家族へのお手伝い、これまで蓄積してきた知識や技能をフル活用できる学習や活動に、ぜひとも進んで挑戦して欲しいという私の思いを強く込めて伝えました。

終業式の後は、各学年学級で冬休みに向けてのお話を聞いたり、担任の先生から「通知表」と一人ひとりの努力や輝いた姿を讃える「賞状」等が手渡され、子どもたちの笑顔が一杯に溢れました。
この2学期間、一生懸命頑張った子どもたち各々に、新しく身についたこと、新しくできるようになったことが沢山あったことと思います。自分自身でも、成長を実感できたことでしょう。頑張れた自分に、ぜひ自信と誇りを持って欲しいと思います。

保護者の皆様のご支援ご協力のお陰で、大きな事故もなく今日を迎えることができました。2学期の学習・生活を無事終了することができましたことに、心から感謝いたします。

明日から冬休みに入ります。それぞれお家での生活に戻ります。ご家族皆様で話し合い、学習面でも生活面でも「それぞれのお家ならではの過ごし方」に、工夫して取り組んでいただきたいと思います。
3学期の始業式で、また、みんなが元気に登校できることを、心から楽しみにしております。ご家族皆様で、どうぞ有意義な冬休みをお過ごしください。