校長室だより

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2025.01.09
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迎春 ~年頭にあたり~

聖徳大学附属小学校  校長 三須 吉隆

明けましておめでとうございます

新しい年をご家族で和やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年も子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同、心を合わせて子どもたちの教育に専念いたします。
皆様の温かいご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。

                               令和7 元旦

さて、聖徳学園には、毎月、教職員や関係者に配信される「学園報」という広報誌がございます。1月はじめには、その「新年特別号」が発行され、学園管理職全員の新春挨拶が掲載されます。私も附属小学校校長として一文を寄せております。保護者の皆様にもぜひ読んでいただきたく思い、ここに転載いたします。

学園報新年特別号 「独自の教育カリキュラムの価値」          

明けましておめでとうございます

2025年のスタートを、皆様とともに喜び合いたいと思います。昨年も、大変多くの方々にお力添えをいただきました。心から感謝しております。そのお一人おひとりから伝わってくる「聖徳愛」に、幾度となく感動いたしました。校長という立場で、本年も附属小学校という場をご縁に、自分が関わることが叶う全ての方々の幸せに貢献できることの喜びと責任を、噛み締めております。

私たちは、学校における教育活動のあらゆる場面で、子どもたちが、かけがえのない自分の持てる可能性をどこまでも発揮し輝けるよう、そしてお互いによさを認め合い支え合えるよう、知的向上にとどまらず、「学力の向上と人間力の向上」のために、指導の手を尽くしています。子どもの豊かに伸びる姿こそが学校の宝です。

聖徳らしさの「原点」である、建学の精神「和」のもと、独自の教育カリキュラムを通し、ぶれず揺るがない価値観で続けてきた教育実践の中でも、昨年はこの数年間十分に展開できなかった大きな実践を、年度初めの4月から再開させることが叶いました。それは「明和班での全校会食」です。毎日の「会食」が、全校で、そして縦割り班「明和班」で重ねられるからこそ築き上げられる、班長と班員との絆。特に6年生と1年生との間に生まれる信頼関係や愛情に溢れる姿からは、この実践の確かな価値を感じます。子どもたちは異年齢とつながる「明和班活動」を通して、それぞれに確かな成長を遂げています。まさに豊かな経験から多くを学ぶことを、そして、新たな能力が花開くことを実感しています。

本年も、本校の教育活動の中で、「本物体験」の新たな可能性を見出し、豊かな経験をさらに重ねられるよう、着実に前進いたします。

本校に期待をしてくださっている方々の熱い思いに応えるべく、教職員一同知恵を出し合い、よりよい教育実践を創造し、自らの力で未来を切り開く高い叡智と心豊かな人間性を備えた、新たな時代に羽ばたく子どもたちを育成することが、本校の大きな使命です。

子どもたち・教師・学校が、より一層向上的に変容できるよう、誠実に全力を尽くしてまいります。本年もご指導のほどよろしくお願いいたします。

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