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〜保護者の皆様からのご意見を励みに、より良い教育活動を追求します〜
2025.12.02
#校長室だより
「保護者アンケート結果」のご紹介
〜保護者の皆様からのご意見を励みに、より良い教育活動を追求します〜

校長 三須 吉隆

保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。2学期もいよいよ最後の月、12月に入りました。
9月に実施した授業参観と11月に実施した専科授業参観に関しまして、温かいご感想をいただき、誠にありがとうございました。皆様からの貴重なご意見は、今後の教育活動の大きな励みとなります。

いくつか共通して寄せられたご感想と、それに対する感謝の言葉をまとめさせていただきます。

授業の工夫と学びの姿勢について

活動的な学習と生徒中心の授業 先生からの一方的なコミュニケーションではない、子どもたちが主体的に参加できる工夫にご評価いただきありがとうございます。今後も活動的な授業を心がけてまいります。

集中力と意欲 1年生とは思えないほどの落ち着きや、どの学年においても子どもたちが意欲的で楽しそうに学んでいる姿、そしてグループワークで協力する姿を温かく見守っていただき、大変嬉しく思います。

場面展開と集中力の維持 児童の興味・関心や集中力を継続させるため、短時間で多くの場面展開(制作、ミニゲーム、体験型学習など)を取り入れている点についてもご評価いただきました。今後も、子どもたちが飽きずに楽しく学べる工夫を続けてまいります。

深い学びと待つ姿勢 担任の先生が、子どもの発言が深まるまで待ちつつも、授業時間をロスしないよう集団をコントロールしている点についてお褒めの言葉をいただき、大変光栄です。

教員の指導とクラスの雰囲気について

温かいご指導と安心感 先生と子どもたちが一体となり、明るくポジティブな学年づくりに取り組んでいる様子や、先生方の細やかで情熱的なご指導、子どもたちを見守る温かい方針に、多くの感謝の言葉をいただきました。 授業後に先生自身の考察も正直にお話ししたことで、安心感を持って子どもの学習状況を把握できたというお言葉も、大変励みになりました。

クラスの良い雰囲気 クラスの雰囲気が良く、子どもたちが笑顔で「学校が楽しい」と感じている様子を見て安心していただけたこと、また聖徳っ子らしさを感じていただけたことを嬉しく思います。

子ども集団の成長 「学び合い」を通して自分の考えを伝えあったり、お互いに声をかけ合ったりする指導が実を結び、成長を感じていただけたことに感謝いたします。中学受験を控えた高学年においても、友達と協力して理解を深めようとする小学生らしい姿を見て、安心していただけたことは喜ばしいことです。

特色ある授業について

音楽・合奏指導 音楽を通して子どもたちと先生が一体となっている様子、皆で一つの音を作っていく素晴らしい過程、情熱的なご指導にご賛辞をいただき、ありがとうございます。聖徳祭の演目への期待や、卒業式での演奏のご要望も承りました。

探究的な学習 社会の授業で時事問題やニュースを教材としたり、タブレットを活用したり、身近な例から考える授業(焼き芋の適正販売価格など)など、子どもたちの当事者意識を高め、興味深く思考を重ねる機会をご評価いただき、ありがとうございます。 グループごとの発表やスライド作成についても、独創性や完成度が高いとのお言葉をいただきました。発表の仕方や質問の取り入れ方に関する具体的なアドバイスも、今後の授業改善に役立てさせていただきます。

学習環境と資料 教室環境がよく整えられていること、黒板のシートやノート指導の工夫、懇談会での見やすい資料についても、お褒めの言葉をいただき感謝申し上げます。

専科授業参観について

礼法(1年) この時期に聖徳小の目指す子ども像を見られてよかった。勉強以外の人生における大切な物を教えていただける教科がある事に安心とありがたみを感じた。

図工(2年) 先生の適切でマイナスな言葉を使わない声かけ、一人ひとり隅々まできちんと目が届いている指導姿勢から、我が子が図工好きな理由が分かった。

英語(3年) どのように英語と向き合い学んでいるのかが分かる発表会だった。T2の先生が、英語をそのまま日本語に翻訳するのではなく、理解しにくい所だけを補助していたのがよかった。

理科(3年) 授業の目的が分かりやすく、子どもたちの取り組みも前向きだった。

音楽(4年) かなりレベルの高い授業だった。日々の授業の成果が聖徳祭につながっている事が理解できた。iPadやモニターを効果的に活用していた。発声練習を音楽係の子どもたちが担当していて、驚いた。技法だけでなく、ハーモニー(和)を楽しめる心が養われる授業だった。

礼法(4年) 礼法を重んじながら、正座に慣れていない児童にも対応した授業で、子どもたちも集中していた。先生のお話にもつい引き込まれ、心に染み入った。礼法を学べる聖徳の子どもたちは、幸せだなと感じた。保護者も礼法の授業を受けてみたいと思った。

家庭科(5年) 煮干しから出汁を取る本格的なお味噌汁で、更にその煮干しで佃煮を作ると伺い、感動した。子どもたちが一生懸命作ったお味噌汁は最高に美味しかった。家族や家庭の核となる食の大切さ、素材へのこだわり、聖徳小学校のアットホームな雰囲気があり良かった。温かいお味噌汁で心もぽかぽかになった。「片付けまでが料理」とおっしゃってたのが印象的だった。

礼法(6年) 茶菓の運び出しは、大人になっても役に立つので、素晴らしいと思った。

結びに

保護者の皆様の温かいご支援とご理解のおかげで、子どもたちは日々の学校生活を充実させ、着実に成長しております。私ども教職員一同、子どもたちの成長を知るこの貴重な時間に幸せを感じるとともに、今後ともご期待に応えられるよう、一層努力してまいります。

引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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