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2020.12.04
「明和班活動」 最高学年の立場と視点で

校長 三須 吉隆  
12月に入りました。皆様もご承知の通り、現在も全国的に新型コロナウイルスに関わる状況は依然として厳しく、引き続き「新しい学校生活様式」のもとで感染症対策を徹底する日々が続いております。子どもたちの、健康と安全を第一に判断しての措置です。皆様のご理解と支えに感謝しております。 
このような状況下ですが、子どもたちに可能な限り豊かな経験をと、先月より明和班活動に関して、策を講じた活動を段階的に再開しております。『今私たちにでき得ることに全力を尽くそう』と、実施方法・実施内容に工夫を重ねて慎重に活動を展開しております。実際実施するごとに、一回の教育活動から子どもたちの得るものの大きさと、子どもたちの無限の可能性、そして一回一回の教育活動の価値を実感しております。
今回は、最高学年の立場、最高学年の視点で「他学年と実施した活動」での6年生の班長さんの頑張りが光る様子を、第6学年担任 粟谷泰知先生 稲葉幸一先生にしたためていただきました。6年生への愛情に溢れる言葉に込められた思いも受け止めていただけましたら幸いでございます。

「音楽朝会(明和班活動)を通して」
7月の1年生との顔合わせから3か月…… 6年生は、10月に開かれた「明和班顔合わせ集会」において、やっと正式に明和班の班長デビューを果たすことができました。集会に向けて細かく準備を重ね、希望に満ちた表情で臨みました。しかし、実際に班長として班のみんなをまとめるのは想像以上に難しかったようで、集会後の6年生の教室は落胆の表情であふれていました。しかし、そこでしっかりと各々で成果と反省をまとめて振り返り、次の明和班の集まりに備えました。
そして11月11日(水)、1年生と6年生で「音楽朝会」が開かれました。この日を目前にして、班長たちはまだ「明和班顔合わせ集会」を引きずっていたようで、緊張の色が浮かんでいました。そのような緊張を抱えたまま迎えた「音楽朝会」。まずは学園歌練習です。元気いっぱいに歌う1年生を前にすると6年生はさらに緊張が高まり、思うように歌えませんでした。次に明和班ごとに分かれてのハーモニカ検定です。ここで6年生たちは奮起しました。この前の反省を生かし、ハーモニカ検定を受ける1年生を班長らしく堂々とした態度で優しく指導したり、見守ったりしていました。
この日教室に戻ってきた班長たちは晴れ晴れとした顔をしておりました。苦労を通して自ら考え成長することができた貴重な経験となりました。6年生の成長を目の当たりにして私も感動いたしました。   6年1組担任 粟谷 泰知

「明和班活動の重み」
7月には「1年生と班長の顔合わせ集会」が行われました。1年生は、自己紹介カードを使って「好きな○○」を素敵な絵で教えてくれました。班長は自分の名刺を作成して集会に臨みました。1年生の2人が喜ぶように、2枚そっくりに絵を描いたり、カードを合わせると一つの絵につながるように工夫したりと、一生懸命に自己紹介する班長の姿からは、続けてきた明和班活動の積み重ねを感じました。
6年の子どもたちに「1・6年生だけでも食堂会食を再開したい」と提案した時のことです。班長の喜ぶ姿を想像していたのですが、その反応は全く違っていました。「会食中に話しは、できない」「話しかけてくれた1年生に、注意はしたくない」1年生の気持ちを真剣に考える、班長たちの素晴らしい言葉でした。
11月には、班員がそろって「みんなで楽しく」をめあてに「お芋掘り」をすることができました。うれしそうにお芋を掘る姿はもちろん、班長がこの日のために考えてきた交流活動は、昨年以上に様々なアイデアがありました。準備した「お宝」を「探すグループと守るグループ」に分かれて、ヒントを見ながらの「お宝探し」。「班長!あったー!」と、班員皆でうれしそうに走り回っていました。他にも、紙コップを使った「水運びレース」や、ルールを工夫したドッジボールなど、本当に楽しそうでした。班長の感想には「次の活動予定」や「下級生に遊びの希望を聞いてから決めたい」と、今まで以上に班長らしい言葉があり、一つの活動が、子どもたちを大きく成長させていることを強く感じることができました。   6年2組担任 稲葉 幸一

今後も、明和班を活かした活動の実施を計画しております。一つひとつ慎重に展開し、子どもたちの育ちにつながる活動を重ねてまいります。

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