あまりよく知らずになんとなく観てしまい、後からバンクシーのすごさを知ることになったのが「バンクシーって誰?展」でした。会場は天王洲アイル駅近くの寺田倉庫G1ビル。
バンクシーは、世界一有名ともいえる覆面ストリートアーティストです。その作品が約1億5000万円で落札された直後に、シュレッダーで裁断されたことが話題になりました。
会場は実物大に再現された作品もある映画セットのような空間でした。これはイスラエルの空爆で廃墟となったパレスチナのガザ地区に描かれた「子猫」です。この作品が話題になり、支援が集まったそうです。
これはバンクシーのオリジナル作品です。今、自然災害に関心が高いので、印象に残りました。
「風船と少女」は、バンクシーの代表作です。「THERE IS ALWAYS HOPE(いつだって希望はある)」は、後から誰かが書き加えたものだそうですが、よりいっそう印象深くなりました。
「Elephant in the room(部屋に象がいる)」は、「明白な問題について、誰も触れようとしない」という意味だそうです。アメリカの個展で、ペイントした本物の象の展示が話題になりました。※実際は動物に無害な塗料を使用。これは模型です。
後から知れば知るほどその魅力にとりつかれそうになるバンクシー。今回の展示にはありませんでしたが、バンクシーがつくった悪魔のテーマパーク「ディズマランド」には興味津々です。
これは「Have a nice day」という作品。
会期は12月5日(日)まで。すいている時間帯に、また観にいくと思います。
※家族向けかどうかは、判断が分かれるところです。私が行った時、小中学生の姿は見られませんでした。
※混んでいる時間帯は、入場まで待ち時間がかかります。私のときは30分くらい。
※トイレが1か所しかありません。
参考 「バンクシーって誰?」展の見どころは?行く前に知っておきたい基礎知識も解説
展覧会公式サイト 【公式】バンクシーって誰?展