「筑波嶺(つくばね)の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる」と詠まれた筑波山に、初詣に登ってきました。1月2日のことです。
筑波山は筑波山神社の敷地内にあるので、お参りと登山がいっぺんにできる、ありがたい山です。丁度、「がまの油売り口上」が実演されていました。
神社でお参りを済ませました。ほとんど待たずにお参りできました。
登山道の一つ「御幸ヶ原(みゆきがはら)コース」の登山口は、ケーブルカー乗り場横にあります。
登りやすい階段状のところもありますが、こんな岩だらけの場所も多々あります。途中、道を外れてしまい危ない場面もありました。足元ばかり見ていると登山道を間違えることがありますのでご注意ください。
90分後、ケーブルカーの「筑波山頂駅」のある「御幸ヶ原」到着。そして男体山頂(871m)へ。ケーブルカーで登ってきた観光客と合流するので、ちょっとした渋滞も発生します。
一旦、御幸ヶ原に戻り、続いて女体山頂(877m)へ。筑波山には山頂が二つあるのです。途中にパワースポット「ガマ石」があります。
女体山頂に着きました。途中、霜柱の溶けたぬかるみがありました。
今回、私の靴は、登山靴ではなくジョギングシューズでした。
女体山頂では、霞ヶ浦を望む絶好の眺めを楽しめます。以前は岩の突端まで行けましたが、安全確保のため柵ができていました。
御幸ヶ原の食事処で昼食を済ませてから下山しました。巨木のある景色を楽しみながら下ります。
無事下山しました。おみくじを引いたところ…大吉。幸先良いスタートが切れそうです。
筑波山地域は日本ジオパークに認定されています。ジオパークは、保護・保存を目的とした世界遺産とは違い、「持続可能な開発」を目指しているところが特徴的です。筑波山で保護・教育活動が推進される一方、観光でも成功することを願ってやみません。
※筑波山登山をお考えの方は、こちらをご参照ください。
※以前(2018.7.31)書いた筑波山登山のブログはこちらへ。
※初詣の時期は駐車場も混みます。今回、筑波山神社からはやや遠いのですが市営第1駐車場を利用して正解だったと思います。