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2021.05.31
今日の会食は「鰆の南蛮漬け」でした。 [ 長谷川 洋 ]

今日の会食は、「子ども向けにすっぱさを控えめにしました」と栄養士さんが教えてくれた「鰆(さわら)の南蛮漬け」でした。黄ピーマンと人参の色合いが印象的です。

5/27(木)放送のNHK『所さん!大変ですよ』「日本人のソウルフード “おにぎり”が消える!?」で紹介されていましたが、今の若者たちは「すっぱい味(酸味)」が苦手なのだそうです。甘い果物などに囲まれ、小さい頃から「すっぱい」味に触れる機会が少ないからです。そういえば、酸味のあるオレンジジュースを敬遠する子もいますね。

ですので、本来は甘酢をからめた保存食にもなる「南蛮漬け」ですが、本校の「南蛮漬け」は全くすっぱくありません。

小鉢はごぼう・レンコンたっぷりの「五目きんぴら」、汁物はサツマイモ入りの味噌汁でした。

「五目きんぴら」に入っているごぼうには、食物繊維がたっぷり含まれています。

食物繊維とは、消化・吸収されずに大腸まで達する成分のことで、「第6の栄養素」とも呼ばれています。
その食物繊維には、水に溶ける「水溶性」と水に溶けない「不溶性」があり、ごぼうはこの両方の食物繊維がバランス良く含まれているスグレモノだそうです。(ごぼう100g中、水溶性2.3g、不溶性3.4g/大塚製薬HPより)

「いただきます」の前には、黙想して心を落ち着かせます。

感謝の気持ちを込めて、合掌します。「いただきます」。

ボリュームタップリの会食を、おいしくいただく様子が見られました。

そして今日も「完食」する児童がたくさんいました。

整腸作用で有名な食物繊維ですが、食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれたり、脂質・糖・ナトリウムなどを体の外に排出してくれたりする嬉しい効果もあります。「毎日ごぼうを1本食べたらどうなるか?」を今度、実験してみたいと思います。

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