5月23日は、カメを知り、カメに敬意を払う「世界カメの日」だそうです。カメの保護活動を行う「American Tortoise Rescue」という団体が制定したそうです。
我が家にも、事務室長先生から譲り受けた2匹のカメがいます。
水が汚れても全く動じない、生命力溢れる生き物です。カメの寿命が長いのは「心拍数が少ないから」という理由らしいのですが、今度、聴診器で聴いてみようと思います。(心拍数が少ないと、活性酸素も少ないから)
カメといえば5年前、ゾウガメに触れることができました。伊豆にあるiZoo(イズー)という爬虫類・両生類専門の動物園です。子どもなら甲羅に乗ることもできました。ちなみにカメの甲羅は、肋骨と背骨がくっついてできたものなので、大まかにいうと「骨」なんですね。だから脱げません。
最後にカメの問題です。
「ツルとカメが合わせて100匹います。足の数が合わせて274本の時、ツルとカメはそれぞれ何匹でしょう」…つるかめ算でした。
「全部ツルだと考えると…」という解き方が一般的ですが、今日はカメの日。
「全部カメだと考えると…足の数は100匹×4本=400本」
「実際は274本だから、その差126本」
ここで、100匹のうち何匹かのカメが、勢い余って立ってしまった…と考えてみます。
立ってしまったカメの手(前足)の合計が差の126本。カメ1匹あたりの手は2本なので、立ってしまったカメは126本÷2本=63匹。
「立ってしまったカメ=ツル」と考え、答えは「ツル63匹、カメ37匹」となります。
「勢い余って立ってしまった…」と考えるのがおもしろいところです。自分が小学生時代に、よく分からなかった「つるかめ算」も、こう考えると分かりやすかったのに、と思います。(塾ではよく「面積図」を使ってますね)