4年生の国語の教材に「プラタナスの木」という物語がある。4人の男の子が「サッカー」をして、よく遊ぶ公園。その公園には古いプラタナスの木が一本だけ生えている。公園のシンボルでもあったプラタナスの木が、夏休み中の台風で、たおれてしまい、切り株だけを残して消えてしまう。そう、読んでいたクラスの全員が思い浮かべたように、聖徳小学校の「木登りの木」と同じだ。物語の最後は、切り株の上に4人の仲間が大きく両手を広げて
「ぼくたちが、みきや枝や葉っぱの代わりだ」そう思いながら(マーチンは)、大きく息をすって、青い空を見上げた。と終わる。
今は、まだ小さな木の芽、小さな枝しかない「木登りの木」だが、大きく育った「木登りの木」を4年生の時の「プラタナスの木」の授業を思い出しながら、卒業生と一緒に見ることができることを楽しみにしています。