今回は、日本人アーティストに限定して取り上げてみようと思います。
1人目:菅野よう子
昨年、天皇陛下即位に際し奉祝曲として演奏された「Ray of Water」は彼女の作品です。
アイドルグループ「嵐」が歌ったことでも話題になりました。
ほかにも東日本大震災復興ソング「花は咲く」の作曲家としても有名ですが、実はアニメーションの音楽も多く手掛けています。
特に「カウボーイ・ビバップ」の音楽は素晴らしく、聴く価値アリです。
2人目:大野雄二
代表曲は何といっても「ルパン3世」でしょう。
彼はジャズピアニストとしても活躍しており、ジャズの持つカッコよさとおしゃれな雰囲気が、「ルパン3世」にみごとにマッチしています。
「ルパン3世 カリオストロの城」のサウンドトラックは名曲ぞろいです。
3人目:椎名林檎
彼女の魅力は「音楽性の幅広さ」だと思います。
ロック・ジャズ・ヒップホップ・R&B・ラテン・ソウル…あらゆるジャンルの音楽的要素が入り混じっています。
さらに独創的な歌詞と、他のアーティストとコラボして作り上げる独特の世界観は唯一無二のものです。
有名な曲もよいですが、東京事変というバンドで歌っている「落日」という曲が隠れた名曲と言われています。
バンドメンバーとの別れを歌った曲と言われており、歌詞を見ながら聴いてほしい曲です。
4人目:レキシ
キーボーディスト池田貴史によるソロユニット「レキシ」は、その名の通り日本の歴史に関する出来事や人物をユーモアたっぷりに歌っています。
椎名林檎、秦基博、松たか子など超一流のアーティストと共演することが非常に多いです。
彼の音楽の最大の特徴は「才能の無駄遣い」と言われており、どうでもいい内容をポップセンスあふれるアレンジで名曲にしてしまうすごいアーティストです。
おすすめはジャズピアニスト「上原ひろみ」とコラボしているライブ「レキシ対オシャレキシ」。
残念ながらDVD化されてないので、動画を検索してみてください。
このライブ、すごいです。
5人目:スペクトラム
1979年~1981年まで活動したブラスロックグループです。
何といってもブラス隊(トランペット・トロンボーン)の演奏が圧巻で、奇抜な衣装、圧倒的なパフォーマンスで一世を風靡しました。
あまりにも時代を先取りしすぎており、たった3年で解散してしまいましたが、日本最高のバンドだと私は思っています。
おすすめは「サンライズ」。
プロレスラーのスタン・ハンセンの入場曲として使われているため、聴いたことがある人も多いと思います。