先週、国語科の「きつつきの商売」で、グループごとに音読発表会を行いました。
昨年度はコロナ渦の中での教育活動だったので、グループ活動がほとんどできませんでした。
まだまだ予断を許せない状況ですが、クラス替えをした今だからこそグループ活動を大切にしたいと思い、少しずつスタート。
授業参観でも、社会科でグループ活動の様子を見ていただきました。
最初は、新しいお友達も混ざっているので、緊張するかな・・・
仲良く話し合い活動ができるかな・・・
と、心配の気持ちもありましたが、心配ご無用。
それぞれの意見を出し合い、練り合い、音読の工夫を次々に考え、まとめていきます。
今回初めて取り入れた「音読記号」を使って、次々に工夫を書き込んでいました。
子ども達の順応性に驚きました。
「音読記号」を使って工夫を書き込んだら、グループ毎に音読の練習です。
協力して、声をそろえて読みます。
そして、いよいよ、音読発表会。
順番に、黒板の前に来て発表しました。
どのグループも、自信を持って堂々とした声で発表できました。
グループ毎に様々な工夫がされていて、聞き応えがありました。
音読発表会の後の感想には、様々な気付きがありました。
「音読記号を使うと、グループみんなの声の工夫がそろって読みやすかった。」
「音読記号だと工夫を書くのが楽なので、どんどん書きたくなった。」
実際、家庭学習の音読カードにも、進んで音読記号を使って、自分が考えた工夫を書き込んで練習している子もいました。
今回、「音読記号」によって、新しい音読学習の取り組み方が生まれました。
また、グループ学習によって、お友達の意見を聞き合って、深め合うことができました。
クラス替えをして新しい交友関係が生まれ始めている今だからこそ、グループ活動を積極的に取り入れて、輪を広げていきたいと思います。