授業後に、感想を聞くと「銚子行きたい!マグロたべたい!」でした。子どもは素直でいいですね。ちなみに、ビンチョウマグロの旬は冬場だそうなので、冬にご家族でどうぞ。
さて今日の4年生の社会科は、銚子の水産業についてでした。その特徴について、「問い」から始まる「問題解決学習」で迫りました。
先生と児童とのやり取りの中から、「銚子漁港の水揚げ量が全国1位なのは、なぜ?」という学習問題が設定されました。まるでブラタモリのお題のようです。
学習問題にどう切り込むか?学習の見通しを立てます。先生が提示する資料、副読本「すすむ千葉県」、銚子の水産業を紹介するDVDを手掛かりに、問題解決に向かうことになりました。
「黒潮(暖流)と親潮(寒流)がぶつかるところだから・・・」「冷凍保存施設が整っているから・・・」というのが、子どもたちが導き出した「答え」です。「利根川からの真水の流入・・・」までは気づきませんでしたね。
次回は、次のステップ「活動〔Action〕」に取り組みます。
参考 銚子ジオパーク「銚子漁港と水産業」
ちなみに、黒潮・親潮がどっちが暖流か寒流か分からなくなった時の合言葉は、「親は冷たい(寒流)」だそうです・・・。
授業後に、感想を聞くと「新しい疑問が出てきて、もっと調べたくなりました!」。疑問を解決すると、さらに疑問が出てくる・・・「問題解決学習」の真骨頂です。
各自がロイロノートで学習成果をまとめ、次にペアで発表し合いました。
学習の中身だけでなく、学習方法についての振り返りも行います。まさに、学び方を学んでいるのです。
「ほかの漁港の特長はなんだろう?」「どの魚の水あげ量が多いのだろう?」「ほかの市で有名な産業はなんだろう?」。次から次へと新しい疑問が出てきました。「問い」を自ら見つけ出す、新しい学びのスタイルです。