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2025.07.12
今日はマララ・デーでした [ 長谷川 洋 ]

今日7月12日は、女子教育の権利を訴え、その活動が国際的に認められたマララ・ユスフザイさんの誕生日であり、国連が定める「マララ・デー」でした。

パキスタン出身の女性人権運動家であるマララさんは、2014年(平成26年)に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞されました。

マララさんの国連でのスピーチに「マララ・デーは私の日ではありません。きょうは権利を求めて声を上げたすべての女性、すべての少年少女の日です」とあります。

そんなマララさんのスピーチをご一読ください。
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/4790/


ここで一句…

マララの日
畝間(うねま)を覆う
夏草よ
(長洋)

この俳句をAIに解説してもらいました。


1.希望と現実の対比
「マララの日」が象徴する人類共通の普遍的な希望や理想(平和な社会、教育の機会均等)と、日本の畑で繰り広げられる目の前の現実、日々の営み(自然との格闘、雑草という小さな困難)を対比させていると読み取れます。世界規模の大きな課題と、足元の身近な課題が同時に存在していることを示唆しているかのようです。

2.困難に立ち向かう姿勢
マララさんが直面した命の危険を伴う困難と、農家が日々雑草と向き合う地道な作業は、スケールこそ異なりますが、それぞれの場所で困難に立ち向かう人間の営みという点で共通しています。雑草を抜くという小さな努力の積み重ねが、マララさんの活動のように、より良い社会を築くための大きな一歩につながる可能性を暗示しているのかもしれません。

3.生命の力強さ
「マララの日」は、暴力に屈せず、教育という希望のために力強く立ち上がった一人の少女の生命力を象徴します。一方、「畝間を覆う夏草」もまた、夏の太陽のもとで力強く繁茂する自然の圧倒的な生命力を表しています。この二つの生命の力強さが共鳴し、読者に深い印象を与えます。

このように、「マララの日 畝間を覆う 夏草よ」は、単なる情景描写にとどまらず、国際的な視点と身近な自然、そして人間の営みや希望、困難といった普遍的なテーマを巧みに結びつけた、示唆に富む俳句と言えるでしょう。


AIのあまりに深い解説に、ただただ舌を巻くばかりです。

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