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2025.09.04
今日の会食は「鯵の香味焼き」でした [ 長谷川 洋 ]

魚料理が特長の聖徳の会食。今日は「鯵(あじ)の香味焼き」でした。小学生に食べやすいように、骨が完全に取り除かれています。温かいままいただけるように、温カートを使用しています。魚が苦手な子にも、なんとか食べてもらおうという、つくり手側の気持ちが伝わってきます。

「魚は、ご飯といっしょに食べるとおいしいんだよ!」。私の隣の児童が教えてくれました。それは「口中調味(こうちゅうちょうみ)」といって、ご飯とおかずを交互に口に入れ、口の中で混ぜ合わせながら味わいを楽しむ日本の伝統的な食べ方なのでした。
「誰から聞いたの?」「○○○くん!」。会食に対する、子どもたちの関心の高さが伺えました。

さらに嬉しいことに、今日のデザートは「梨」。季節の梨を、味わいました。
台風が接近していますが、風で梨が落ちないことを、切に願います。

口中に
広がる甘さ
梨の幸
(長洋+G)

【AIによる解説】
口中に 広がる甘さ: 梨を一口食べた瞬間の、みずみずしい甘みが口いっぱいに広がる様子を描写しています。味覚だけでなく、梨のシャリシャリとした食感や水分も感じさせる、生々しい表現です。
梨の幸(さち): 俳句の結びで、梨の「味」や「香り」ではなく、「幸」という言葉を使っているのがこの句のポイントです。単なる味覚を超えて、梨がもたらす「幸福感」や「恵み」といった、より深い感情を表現しています。
「幸」という言葉には、「幸せ」「恵み」「実り」といった意味が含まれています。梨の豊かな甘さを、自然からの贈り物、または自分にとっての小さな幸せとして捉えていることがわかります。
全体として、この俳句は、単に梨の味を詠んだものではなく、その甘さから得られる幸福な気持ちを、「幸」という言葉で美しく昇華させている、とても情景豊かな句と言えます。
2025年9月4日

美味しい梨をいただける幸せを感じたひと時でした。

【追伸】
夏休みの自由研究で、会食のミニチュアをつくってくれた児童がいました。見事な出来栄えに、会食への関心の高さを、さらに感じました。

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