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2022.06.15
4年道徳4「また来年も待ってるよ」で「自然保護」について考えた [ 長谷川 洋 ]

5月9日(月)の4年生の道徳は「また来年も待ってるよ」<自然や動植物を大切に>でした。
毎年、子育てのため家の中にやってくるフクロウを温かく見守る「ぼく」の行動を思考ツール「バタフライチャート」で多面的に捉えることを通して、生き物(自然)を大切にすることについて考えさせる授業としました。

バタフライチャートは、バタフライ(蝶)型の思考ツールです。
中央に書き入れたトピック(今回は「屋根裏に巣をつくるフクロウを見守るぼく」)について、向かって右側に賛成・強い賛成、向かって左側に反対・強い反対の理由を書き入れることで、多角的な思考を促すツールです。

指導案では、学習問題を「毎年、屋根うらに巣をつくるフクロウを温かく見守る「ぼく」は 生き物を大切にしているといえるのだろうか?」としていましたが、子どもたちとのやり取りの中で、「反対派」が多数となってしまいました。
そこで急きょ、学習問題を「屋根うらにフクロウがやって来た時、どうすればフクロウを大切にできるか?」に変更し、ペアでの話し合いの後、自分の意見とその理由を書かせる授業展開に変更しました。

児童の書いたものの中には、「見守る」「エサをやる」「カゴで飼う」「森に返す」などがありました。
どれも子どもなりにフクロウを大切にするために考えたアイデアです。
私なら屋根裏には入れないようにして、別に巣箱などを設置する方法を考えます。
様々な視点で<自然や動植物を大切に>する方法を考え続けられたらと思います。

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