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2022.06.15
4年道徳3「なにかお手つだいできることはありますか?」で、より良い行動を選択することについて学ぶ [ 長谷川 洋 ]

5月2日(月)の4年生の道徳は、「なにかお手つだいできることはありますか?」でした。視覚に不自由のある女の人が、駅の階段の端にぶつかりそうになります。それを見ていた「ぼく」が、声をかけようかどうか迷った末、声かけをして駅の出口まで誘導するお話です。

今回は、「条件」「結果」「理由」を記す思考ツール「リボンチャート」と、「いい気分⇔いやな気分」「自分⇔相手」の座標軸をつかって、どんな行動をとるのが最適か、を考える授業にしました。

「もし~なら」(条件)
「~なる」(結果)
「なぜなら~だからだ」(理由)

を記す「リボンチャート」に、考えられるだけ埋めていきます。
続いて、【学習問題】「いい気分」「いやな気分」になるのはどんな行動だろうか?について、ペアで話し合わせます。

話し合いをふまえ、「いい気分⇔いやな気分」「自分⇔相手」の座標軸にまとめます。

児童の書いたリボンチャートには、
女の人の立場に立って「もし声をかけてもらえたら」「うれしくなる」「自分のこと(=障がいのこと)を分かってくれている人がいるから」という、障がい者理解教育につながる考えを導き出した様子も見られました。

自分も相手も「いい気分」になる行動(=思いやりのある行動)を選択することがどういう結果をもたらすのか、について考えるきっかけになったと思います。

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