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2022.05.02
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本年度「明和班活動」~大きな第一歩~

5月に入り、日差しはさらに強く眩しくなり、風は爽やかです。今週からいよいよ「運動会」に向けての本格的な練習と準備が始まります。既に子どもたちは、運動会ができることを純粋な気持ちで喜び、体育の授業等を通し、心と身体をフル回転させて運動会に繋がる運動に励んでいます。保護者の皆様も体調管理等、サポートをよろしくお願いいたします。また、当日は、昨年度に引き続き、現在の状況下ででき得る対応策として、「午前の部」「午後の部」の2部構成での分散開催といたします。保護者の皆様のご理解とご協力を、重ねてお願いいたします。

さて、昨年度は、本校の教育の大きな柱の一つ「明和班活動」は、新型コロナウイルス感染症対策のため、大変制限された中での活動を余儀なくされました。年度始めから数か月にわたり、明和班内の「1年生と6年生」や「2年生と5年生」のように二学年だけが集まっての活動にとどまり、班員全学年全員が集まっての活動は叶いませんでした。

本年度、明和班活動のスタートを飾る「明和班顔合わせ集会」は、班員全学年全員が集まっての活動として実施いたしました。ふれあい広場・体育館・食堂前スペース等、本校校舎内の豊かな空間を存分に活用しての分散実施です。一つの場所には数班のみ集まり、42班全班が同時進行で活動をいたしました。あらためて、大きな第一歩を力強く踏み出すことができました。この実施方法で最も重要な役割で、そして最も大変なのは、言うまでもなく班長さんです。しかし、逆に班長さん一人ひとりを信頼したからこそ、この対応策での実施に踏み切ることができました。

そして、当日。班長さんは期待を上回る見事なリーダーシップを発揮してくれました。
班長さんの「振り返り」から、いくつか紹介いたします。

・思っていたよりも皆が喜んでくれて、班の全員が「楽しかった!」と言ってくれてうれしかった!(6年男子)
・ゲームでつい先に答えを言ってしまう子がいたけれど、その子のおかげで班が明るくなって安心しました。(6年男子)
・次回はみんなにやりたい遊びを聞いてから遊ぶようにしたい。(6年女子)
・静かな子がいたので次はこちらから積極的に話してあげようと思う。(6年男子)
・4年生の子がしっかりしていて皆をいっしょに盛り上げてくれた。(6年男子)
・今度はもっと自分が緊張せずに皆をまとめられるようにしたい(6年男子)
・5年生もみんなをまとめてくれてよかった。自分も見習いたい。(6年女子)
・ゲームを楽しむのが難しい子をもっと気にかけてあげればよかった。(6年女子)
・今からすぐ、次のレクを考えようと思います。(6年女子)

班員の皆さんの「振り返り」からも紹介いたします。

・お兄さんともっと一緒にいたかった。(1年男子)
・ドキドキしたけど、自己紹介ができてうれしかった。(1年女子)
・1年生のこまっている子にやさしくしてあげられた。(2年女子)
・上の学年のお姉さんやお兄さんとお話しができて、とても楽しかった。(2年男子)
・6年生と私たちで楽しいことやうれしいことがたっぷりありました。(2年女子)
・ゲームの問題を僕が出して、みんなが答えてくれて、ありがとうという気持ちになりました。(3年男子)
・班長さんがすごくやさしくて、おもしろいゲームも用意してくれてワクワクしました。この班でよかったなと思いました。(3年女子)
・この班のメンバーと一年間がんばりたいと思います。1・2年生のお手本をがんばります。(3年女子)
・1年生の姿がかわいくて、いろいろ教えてあげたくなりました。(3年女子)

・自こしょうかいはきんちょうしたけれど、勇気を出してやってみたらできました。(3年女子)
・これから助け合える班にしたいと思います。だから、自分からやさしくしたいと思います。(4年男子)
・班長さんはやさしかったので、ぼくもそうなりたいです。(4年男子)
・これから班長さんのおかげで、もっと楽しく、たくましい班ができるのではないかと思いました。(4年女子)
・班長さんは大変なのに、みんなにやさしくできてすごいなと思いました。私も6年生になったら班長さんみたいになりたいです。(4年女子)
・班長さんが委員会でも活躍している人で、すごくあこがれました。(5年男子)
・いつか班長さんのようになって、みんなにやさしくしていきたいです。(5年女子)
・班長さんは、1・2年生にも分かるようなゲームを考えられていて、本当にすごいと思いました。(5年女子)
・班長さんは思いやりがあっていい班長さんです。私も見習って、みんなを引っ張っていけるようになりたいです。(5年女子)

これらの「振り返り」からは、活動に対する、その学年ならではの捉え方、心の動き、「明和班顔合わせ集会」を通して、子どもたちの心が成長している様子が明るく伝わってまいります。そして、同時にこの活動の意義、価値を再認識することができました。  引き続き、子どもたちが「明和班」を通して心を育む活動を一つでも多く経験できるよう進めてまいります。

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