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2022.07.02
#校長室だより
実現した、新たな「校外学習」

聖徳大学附属小学校
校長  三須 吉隆

一学期も最後の月、7月となりました。保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。6月には、子どもたちに一つでも多くの豊かな体験・学習をと願い、新たな実施策を構築し、念願であった宿泊行事「校外学習」を実施することが叶いました。子どもたちは期待感を膨らませて臨み、できたことを純粋な気持ちで喜んでいました。それぞれの心の中には新たな思い出が生まれたことと思います。

保護者の皆様からは、「校外学習」終了後、しおりを通して、沢山のお言葉を寄せていただきました。あたたかく励みになるお言葉をいただき、支えられていることを実感いたしました。心から感謝申し上げます。

保護者の皆様からのお言葉からいくつかご紹介いたします。

・沢山の文章と絵で日記が書けていることにびっくりしました。さらに文章からは、なぜ、どこが楽しかったのかが詳しくわかりました。

・3日間いろいろな場所を見学し、明和班活動も楽しく行えた様で、保護者としても嬉しく思っております。

・子どもなりに責任感を持って室長の役割に取り組み、活動やお友達とのふれあいを楽しみ、今後の成長につながる貴重な日々となったことを感じました。

・今まで体験したことがないことばかりで驚きとワクワクと感動がとても伝わってきました。今度、同じ場所に家族で行く時には、ガイドさんになって色々教えてほしいなと思いました。

・3年越しの気持ちが叶って本当によかったです。3年間分楽しんできた様子がわかりました。生き物にたずさわる人たちのお仕事ぶりや、人と動物が古代より協力し合って暮らしてきたことを目の前にして、やってみたい、こんなお仕事があるんだと気づいたのもよい経験でした。

・一つひとつの体験を通して心に残る出来事だったと思います。親とする経験とは違い、友達のことを考えて行動することや団体行動でのお約束、我慢すること、頑張ること等、短期間ではありましたが、とても大切な時間を過ごせたと思います。

・家族から離れて先生とお友達と楽しみながら、全てのことをやり切った達成感があったようです。就寝時にはやはり家族のことを思い出し寂しくなってしまったようですが、それもまた良い経験だったと思います。

・初めて経験したロープウェイに胸が高鳴り、お友達とも楽しい時間を過ごすことができました。多くの経験と体験で成長し喜んでいる姿がとても嬉しいです。

・前日、大きいカバンの準備、持ち物のチェックも自分で進んで行いました。帰宅後のカバンの中身もきちんと整理されていたので驚きと共に、しっかりと生活できていたのだと嬉しくなりました。日記も思った以上にきちんと書けていました。日頃の学習の成果も見られました。

・娘の成長も目を見張るものがありますが、小学校生活最後の年に校外学習の機会をいただき、私共としましては感謝しかありません。

・今までは送り迎えをしていましたが、今回は一人で電車に乗り、重い荷物を持ち、行きました。何だかお兄さんになったなと感じました。

・帰り道も自宅に着いてからも、楽しかったこと、大変だったことを沢山話してくれました。その表情が大人びたように感じました。「楽しかったな」「卒業したくないな」という言葉だけでも満足感、充実感が伝わってきましたが、日記を読んで、更に感じたこと頑張ったことがよく分かりました。

・お迎えの時、第一声に「あっという間だった」と言っていました。日記を読んだら、なるほど色々な体験をお友達とできて、良い思い出が増えたなと嬉しく思いました。1年生の時には大きく感じた荷物もヒョイと持ち上げて、とても頼もしく感じました。

・お友達との宿泊も3年ぶりでしたが、自分のことだけでなく、協力、工夫して楽しく過ごせたようで安心しました。校外学習を実現してくださって本当にありがとうございました。

・新しい体制で臨む、最初で最後の校外学習。始まるまではどうなることかと心配でしたが、様々なものを見て触れて体験できた様子が日記からも伝わりました。明和班の班長としての活動もできたようで6年生として充実した校外学習となりました。

今回の「校外学習」が、保護者の皆様にとっても、振り返ると成長を感じられる価値ある行事となったことが伝わってまいりました。あたたかいご支援とご協力に感謝いたします。 7月のこの時期は、どの学年も、一学期の総まとめを意識し、子どもたちが達成感を味わいながら進めるように学習・生活に取り組んでおります。子どもたちが日常の様々な場面で、「自分ができるようになり成長したこと」を確かめ、それをお互いに認め合い励まし合い、自信を持てるように導いてまいります。一日一日を大切に、学校生活を進めてまいります。

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