校長 三須吉隆
本日朝、令和5年度 第1学期終業式を挙行いたしました。実に4年ぶりに、体育館に全校で集まっての式となりました。真剣な心持ちで参列する姿は、さすが「聖徳の子」です。
各学級の「通知表授与代表」一人ひとりに、心を込めて「1学期間、よく頑張りました!」と呼びかけ、通知表を手渡しました。どの代表児童も、身につけた礼法の作法を全身で表し、凛々しく美しい所作で、大変立派に受け取ることができました。1学期の総まとめに相応しい、素晴らしい立ち居振る舞いでした。その素晴らしさに響き、学級全員の礼まで美しくなるほどでした。
やはり、このような学校生活の節目節目の儀式的行事は、子どもたちの心の成長のためにも価値があると心から実感いたしました。
式のなかでは「夏休みはぜひ、普段取り組めないことに自ら挑戦してみましょう」とお話しいたしました。長い期間の休みとなりますので、学期中にはなかなか取り組めないような貴重な体験や、これまで蓄積してきた知識や技能をフル活用できる学習や活動に、ぜひとも進んで挑戦して欲しいという私の思いを強く込めて伝えました。
保護者の皆様のご支援ご協力のお陰で、大きな事故もなく今日を迎えることができました。1学期の学習・生活を無事終了することができましたことを、心から感謝いたします。
終業式後は、各教室で、担任の先生から通知表と一人ひとりの努力を称える賞状等が手渡されました。
この1学期間、一生懸命頑張った子どもたちそれぞれに、新しく身についたこと、新しくできるようになったことが沢山あったことと思います。自分自身でも、成長を実感できたことでしょう。頑張れた自分に、ぜひ自信と誇りを持って欲しいと思います。
明日から、夏休みに入ります。それぞれお家での生活に戻ります。ご家族皆様で話し合い、学習面でも生活面でも「それぞれのお家ならではの過ごし方」に、工夫して取り組んでいただきたいと思います。
2学期の始業式で、また、みんなが元気に登校できることを、心から楽しみにしております。ご家族皆様で、どうぞ有意義な夏休みをお過ごしください。