今日の会食はにんにく、生姜の風味豊かな「鯖(さば)の香味焼き」、副菜は「豚肉とレンコンのごま煮」、汁物は厚揚げ入りの味噌汁でした。
脂ののった鯖をおいしくいただく児童が大勢いました。
「豚肉とレンコンのごま煮」は、豚肉、レンコンをはじめ、さつま揚げ、にんじん、こんにゃく、いんげん、玉ねぎと、具だくさんでした。
味噌汁の厚揚げには、カルシウムや鉄分が含まれています。
おいしいおかずに、ご飯もすすみます。
今日も「完食」する児童がおおぜいいました。「完食クラブ」のみなさんです。
話が飛びますが、最近「稲作」に興味があります。私の自宅付近にも田んぼが広がっていますが、それは河川や海岸沿いの平野ではなく、高台と高台に挟まれた「谷津(やつ)」というところです。
松戸市にも谷津は見られます。西側の江戸川沿いの低地から東側の台地に樹状にくいこんでいる低地が谷津です。「21世紀の森と広場」も谷津地形を利用しています。(市川市からのびている谷津もあります)
参考 Ⅰ章. 松戸市の現状と課題pdf
谷津のおいたちは、氷期の海面低下(5万~1万年前)や縄文海進(約6000年前)による海面上昇が関わっているというのですから驚きです。会食のお米は谷津でつくられたものではないと思いますが、身近な谷津に興味をもっていただけたら幸いです。
稲作は、紀元前10世紀後半に朝鮮半島から九州北部に伝わりましたが、紀元前9世紀後半になると水や土地を巡って争いが始まったそうです。日本の戦争の始まりのきっかけが稲作だったなんて、複雑な気分です。
会食の終わりに合掌する意味がわかったようなきがしました。