千葉日報社主催「第3回CHIBAこども新聞コンクール」作品展が、3月12日(木)まで、アリオ蘇我1階サンコート広場で開催されています。(10:00~18:00/最終日~15:00)
会場風景です。熱心に見ている親子がたくさんいました。
本校代表児童38名による「聖徳の子新聞」は「学校新聞小学校部門」で特別賞「千葉県私学教育振興財団賞」を受賞しました。1・2・3・4・6年生が力をあわせて学校紹介新聞をつくりあげたことが評価されました。
写真中央が本校出品作品です。
会場には色とりどりの作品が並んでいました。これは国府台女子学院小学部1年生の「はがき新聞部門」作品です。(県知事賞)
聖徳大学附属女子中学校の新聞もありました。「学習新聞中学校部門」作品です。(県教育長賞)
市川市の公立小学校の新聞です。「学校新聞小学校部門」作品です。「新聞委員会」発行なので、4~6年生の手によるものと思われます。(県教育長賞)
こちらは別の市川市公立小学校による「学校新聞」です。出来栄えから高学年の作品と思われます。(県知事賞)
このコンクールの部門は内容的に大きく2つに分かれます。1つ目は学校・学級の様子を伝える「学校新聞」「学級新聞」部門です。2つ目は学習内容をまとめた「学習新聞」です。そして形式的に、通常の新聞スタイルのほかに「はがき」スタイルもあります。
私自身は10年以上に亘る学校新聞まめ記者講習会引率で培ってきた「取材して記事を書く」スタイルを踏襲したいので、「学校新聞」にこだわっています。(※現在、本校児童のまめ記者講習会参加は取りやめとなっています)
その「取材&記事」スタイルは、どちらかというと4年生以上の高学年向けの活動です。低中学年は客観的な記事ではなく、むしろ自分の思いを書く取り組みの方が合っています。
作品展を見学して、私の取り組ませたいスタイルと、低学年参加者が多い本校の傾向に、微妙にズレがあることに気づきました。今後は低学年向けのスタイルを開発することと、高学年向けには委員会などで長期に亘ってじっくりと取り組ませる活動を取り入れたいと思いました。
入賞作品は3月6日(金)発行の千葉日報に掲載されています。
もうすでに新聞をとらない家庭が大半だと思います。若い人にとって新聞は、「年配向け」という認識でしょう。新聞をとっていない家庭の子どもにとり、見たこともない新聞を書くというのは、雲をつかむような話かもしれません。
我々指導者は、ただ新聞を書かせるのではなく、新聞そのものの意義も考えさせていかないと、未来を生きる子どもたちにとって必要な力をつけさせられないのではないかと考えます。
20年後、30年後…新聞はどうなっているのでしょうか。