3年生が図工WS(ワークショップ)で取り組んでいるのは「ふしぎな乗りもの」という絵画作品です。筆箱や上履き、カメラなどの本来乗り物ではないモノが、なぜか乗り物となって活躍している場面を描きます。
今回は舞台を〝宇宙〟に設定してみました。授業の導入では、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の一節を紹介しています。
授業4回目(90分×4回)を迎え、続々と完成しています。
私自身が国語の学習会に参加して文芸作品の読解に励んでいる影響でしょうか?最近、子どもたちに物語文を書かせたくて仕方がありません。
そこで各自の絵画作品にちなんだ物語を、「ミニ絵本」に書いてもらいました。
これがそのミニ絵本です。見開き3ページで、不思議な乗り物にまつわる物語を紹介しています。この児童のミニ絵本には、鷹が乗り物に選ばれる経緯が書かれています。
こちらはカバンが乗り物になっています。絵本には人物相関図もかかれています。
こちらは筆箱が乗り物になっています。
作品だけでなく、その作品にまつわる物語も一緒につくっていくことで、図工と国語の教科横断的な取り組みとなっています。