外国から来たトムがそうじをしないことを注意する「ぼく」。「ぼく」とトムになりきることを通して、「わかり合う心」について考えさせる授業を行いました。
今回使用したのは「なりきり思考ルーチン」と「クラゲチャート」。
「なりきり思考ルーチン」では、登場人物が「何を見たのか?」「何を考えたのか?」「何が疑問なのか?」について、登場人物に「なりきって」考えます。
「クラゲチャート」では、「わかり合う心」について、理由もあわせて考えました。
時間の都合で、「なりきり思考ルーチン」から導き出される「新たな疑問」は省略しました。
相手がトムという、外国から来た少年だったこともあり、「ほかの国との違い」を考える「国際理解教育」のような雰囲気の授業展開となりました。
同じ日本人同士でも「分かり合う」ことが必要になる場面があります。相手が外国から来た少年ではなく、同じ土地で生まれ育った子だったらどんな授業展開になるかも考えてみたいと思います。