保護者の皆様におかれましては、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。「2学期授業参観」当日も、感染症対策へのたくさんのご配慮とご協力をいただき、ありがとうございました。皆様のお陰で、分散実施という形ではございましたが2学期の授業参観を実現させることが叶いました。授業参観後は、アンケートへもご協力をいただき、ありがとうございました。皆様から寄せられたご意見を参考に、さらなる高みを目指してまいります。集計が整いましたので、お知らせいたします。
自由記述欄にもたくさんの貴重なご意見をいただきました。深く感謝申し上げます。厳しくもあたたかいお言葉の一つひとつは、各学級担任教諭にとりましても、有り難い宝物です。紙面の関係上、ご紹介することが叶わず、大変申し訳ありません。皆様のご意見を真摯に受け止め、今後の学級経営・授業指導改善策を練る際、大切に活かしてまいります。
本年度は、いよいよiPadを授業に取り入れての指導がスタートいたしました。今回の授業参観でも多くの学級が学習展開の中に導入しておりました。保護者の皆様からのアンケートの自由記述でも大変多くのご意見をいただきました。
本年度「ICT教育推進特別委員会」の 委員長として、中心となってICT教育実践の構築に当たっている粟谷泰知教諭に、授業参観での導入の様子も含め、現在の推進状況を記してもらいました。
現在、Society 5.0の到来により、私たちは大きな社会の変革期にあります。ICTは日々進化するとともに、スマートフォンやタブレットが普及し、生活のさまざまな場面で用いられるようになっています。これらの背景から、新学習指導要領にはICTの教育活用が明記されました。さらに文部科学省により、「GIGAスクール構想」が急速に進められました。このように、今ICT教育の充実が求められています。本校では、本年度より校内にWi-Fi環境を整備し、教育用 iPadを160台導入するとともに、3年生から5年生までの児童の保護者の皆様にはご購入いただきました。
iPadの導入とともに授業支援システムである「ロイロノート」も導入いたしました。このことによって、調べ学習や、そのまとめ上げの学習、さらにグループワークもより行いやすくなり、子ども同士の学び合いが加速しています。また、日々のICTを活用した学習は、現在社会において求められている情報活用能力の育成にもつながります。
2学期の授業参観では、各学年での活用の様子をご覧いただけたかと思います。例として、3年生では漢字の「へんとつくり」についてロイロノートのシンキングツールを使いながら同じ「へん」を持つ漢字を集め、集まった漢字をもとに「へん」が持つ意味を分析しました。6年生では見た目が似ている7種類の水溶液は何か見分けるために、iPadを用いてフローチャートをつくり自分たちで実験の計画をし実施しました。結果もグループごとにロイロノートで写真を撮りながらまとめ上げていきました。
今後は、子どもたちの学びをサポートするための教育用アプリケーションの導入を検討しております。また、保護者の皆様にもICTを活用したサービス展開ができるよう準備を進めております。 ICTを活用し子どもたちの学びをさらに深めていくために教職員一同力を合わせ、情報共有や研修を重ねてまいります。