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2021.12.15
1年生へ読み聞かせ [ 菊地 良美 ]

国語の「はんで意見をまとめよう」の学習で、1年生に読み聞かせをする本を話し合いました。

実際に1年生に読んで、「本を好きになってもらう」という目的を持って話し合いを進めたので、どの班も真剣に話し合います。

「1年生だから、絵がたくさんある絵本がいいんじゃないかな。」

「読んだことありそうな有名な本よりも、知らなそうな本がいいんじゃない。」

「感動する本と面白い本、どっちが喜んでもらえるかな。」

相手のことを考えて、一生懸命話し合う姿が見られました。

本が決まったら、読む担当を決め、早速読み聞かせの練習開始。

先生方が読んでくださったような持ち方を思い出して、工夫します。

二人で協力して持つと読みやすいかな。

立って読んだ方が見やすいかな。

班ごとの工夫が表れています。

そして、11月30日(火)に「1・3年生合同 本を楽しむ会」本番を迎えました。

1年生を目の前にして、ドキドキドキ・・・緊張MAXです。

まずは、自己紹介。心を込めて作った名刺を手渡しました。

自己紹介を終えた班から、読み聞かせがスタート。

それぞれの班が1年生を楽しませるために用意してきた本を読み聞かせしました。

終始、ニコニコ笑顔の1年生。読み聞かせている3年生も嬉しくてにっこにこ。

中には声を出して笑ってくれる1年生もいたとか。「本を楽しむ会」大成功です!!

「本を楽しむ会」が終わった後の感想には・・・

「1年生が喜んでくれてすごく嬉しかった」

「1年生のために何度も話し合って、喜んでもらえる本を選べてよかった」

「1年生に会えて、話せたことが嬉しい」

と、達成感、満足感溢れる感想ばかりでした。

「1年生にはちょっと難しかったかもしれない。次は、本の選び方をもう少し考えたい」

「名刺を先に渡してしまったから、本より名刺が気になってしまった。渡すタイミングを考えればよかった」

「1年生が知っている本を選んでしまった。事前に聞けたらよかった」

など、反省点を見つけている子も。それも、相手への思いやりの気持ち溢れる反省ばかり。

3年生として、下級生を大切にしたいという優しい心が育った大切な機会となりました。

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